Webマーケター Kikiの備忘録

Webマーケティングと、SDGsに関する情報や考えたことなどを記載していきます。

海洋プラスチック問題の現状について 企業としてできること

近年、海洋プラスチック問題が叫ばれていますが
何が問題なのでしょうか。
私たち人類がプラスチック、というものを作り始めて実はまだ60年くらいしかたっていないそう。
https://data.wingarc.com/history-of-plastic-24457

それなのに、私たちは石油から簡単にできるプラスチックを使って
日々ペットボトルの水をのみ、その容器を捨て、
プラスチックのパックに入った製品を買い、
日常的に捨て、パンパンになったゴミを、
週に何度もゴミ収集場所に捨てにいく。

そんなことをしているうちに、いつの間にか私たちが使ったプラスチックは、
海に流れたり、小さく細かくなって川を伝い海に流れているらしい。

プラスチックは自然の木などと違い、
自然に帰らない人工的な物質なので、
一度海などに入ってしまうと、細かくはなるもののずっとずっと
残りつづけてしまう。

そしてそんなものが魚や海に良いわけがなく、
魚がいつの間にか体にためた超微細なプラスチックが
私たちの体にも入っていく、ということなんです。
なんとも、おそろしい話ですよね。

そんな現状の中、何ができるのか。

企業としてものを売る場合、
食品産業の場合、ストローを紙に変えるというのがよく知られている。
ストローといわず、もっと大きな緩衝材を発砲スチロールではなく、
自然に分解できる梱包材などを使用してはどうだろうか。

こういった製品はまだ使う企業が少ないので
少し割高かもしれないが、単価3000円の商品の売価をちょっとだけ値上げして
そういった緩衝材を使うというのは、立派な社会貢献となる。

企業のそういった取り組みをきちんとユーザーに伝えれば
企業側のそういった姿勢を支持してくれる優良顧客も集まり、
結果的にプラスになるはず。

今は、そういった取り組みが求められているのです。

参考までに。

自然に帰る梱包材はこんなにもあります。

トウモロコシからできた梱包材。
プロ仕様 梱包材・クッション材 【お得な60個セット】 緩衝材 ・エパ・グリーン 配送資材

お米からできた「ライスレジン」。
もし何らかの理由で道などに捨てられたりしても分解される素材でできている(でもポイ捨ては絶対ダメですよ!)