Webマーケター Kikiの備忘録

Webマーケティングと、SDGsに関する情報や考えたことなどを記載していきます。

流行語大賞2021ノミネート「親ガチャ」について

流行語大賞2021ノミネートの言葉、もうチェックされましたか?
このブログをご覧になっている方は、何か気になる言葉はありましたでしょうか?

昨日の「SDGs」に続き、
私はもうひとつ気になった言葉があります。

それは「親ガチャ」。

 

親ガチャがわからない人はこちら

https://www.weblio.jp/content/%E8%A6%AA%E3%82%AC%E3%83%81%E3%83%A3

 

これ、本当に親で差が出ちゃいますよね・・・
教育レベルとか、体験できる量とか。


この言葉が流行ったということは、

子供も子供なりに
オレはこの親の元に生まれてラッキーだったとか、

ハズレくじ引いちゃったとか、

思ってるんでしょうね。

中2の子供がいる私にとってはちょっとしたショックでもあり。

そして、なぜ「親ガチャ」がそんなに気になったのかというと、
どの親の元に生まれたかによって

大きな差が出てしまうのが、
今の日本の教育の状況だからです。

 

日本は家計からの教育支出が3409ドルと
世界各国と比較しても多い方です。


教育費が家庭の支出によるということは、
お金持ちの家はハイレベルな教育を受けられるけれども、
お金がない家はそういったことができないということなのです。

これは、本当に辛いことです。
もし、親が何かの理由で失職したり、
または離婚して、母子家庭になって教育費が出せなくなったり。
そんなトラブルがあると、子供は教育が受けられなくなり、
その後の人生は大きく変わってしまうのです。

大学を出たか、出ないかで
生涯収入に大きな差が出てしまう現実があるので、
本当にそんな事態になったら子供がかわいそうです。
私も今、子育て中ですが、

もし、何らかの理由で旦那さんと離婚したり、
または死別したりしたら・・・
子供たちに教育ができなくなったら、と考えたら、
もう人ごとではないですね。

子供がかわいそう、という感情論ではなく、
本当は超優秀なのに、教育を受けられずに
才能を育てられない子がいて、
それは国家レベルというか、
社会的にすごく勿体無いことになってしまうので

とても問題だと思います。

高校の学費が無償化されるなど、
改善はされてきていているはずではあるけれど。


今子供はどんどん少なくなってきているし、
社会を支える子供たちは本当に大事。

社会がある程度ちゃんとお金をかけて、
どこの家に生まれたかで決まるのではなく、
どこの家に生まれても、
子供の意思があればきちんと道が開けているべき、と思うのです。


親ガチャってよくないよね。