Webマーケター Kikiの備忘録

Webマーケティングと、SDGsに関する情報や考えたことなどを記載していきます。

ビジネスチャンス創出 ☆ SDGs17の目標に対し、ネット通販でできそうなことを考えてみた

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SDGs 17の目標



こんにちは。

流行語大賞2021 ノミネート語が発表されました。

https://www.jiyu.co.jp/singo/

この中に「SDGs」というワードも入っていました。
やらなければならないとわかっているけれども、
どういうところにビジネスチャンスがあるのかもわからず、
何から着手すべきかもわからない方も多いと思います。
まだ着手できていない「SDGs」について、具体例を交えながら解説していきたいと思います。



SDGs17の目標の取り組み事例を考えてみた

SDGsには取り組むべき17の目標とゴールがありますので、
まずはそれぞれの目標とゴールに対して、何ができるか考えてみましょう。
例えば、以下のようなことがあると思います。



NO ゴール 具体例
1

貧困をなくそう

 ・売上の一部を子どもの貧困に取り組むNPO法人に寄付をする。
フェアトレード商品を販売する。推奨する。
2 飢餓をゼロに

・自社で発生する食品廃棄物をできるだけ少なくする仕組み(食品であれば受注生産制にするなど)を考える。

・廃棄食品の有効活用を考え、賞味期限の迫ったものは、訳ありセールとして販売する。
・製造過程で廃棄していたケーキの切れ端やおからなどを使った新しい商品を開発し、新しい価値を生み出す。

3 すべての人に健康と福祉を

・売上の一部を社会福祉に取り組むNPO法人に寄付をする。
・自社製品を福祉施設に寄付し役立ててもらう。

4

質の高い教育をみんなに

・インターネットを通じて安い料金で質の高い教育を受けられるEラーニングを作成する

・ 売上の一部を子どもの貧困に取り組むNPO法人に寄付をする

5 ジェンダー平等を実現しよう ・子育て中の女性でもキャリアが積める制度(仕組み)を作る
・テレワークの推進で家庭との両立をしやすい仕組みづくり
・男性の育児休暇を推奨する

6

安全な水をトイレを世界中に

・水資源をできるだけ使わない製品作りをする。

特に衣料品はたくさんの水資源を使い、商品を作っています。

7

エネルギーをみんなに そしてクリーンに

・資源の無駄遣いにならないようネット販売に関わる梱包材を最小限にする。

・ペーパーレス化を進め、ゴミを出さない取り組み作りをする

8 働き甲斐も経済成長も

・費用対効果の低い業務をやめる

・メンバーのキャリアアップも鑑みた業務アサイン、チャレンジをさせる

・単純作業は人の労力ではなくIT化する

9 産業と技術革新の基盤を作ろう

 ーーー

10 人や国の不平等をなくそう

仕入れ商品を扱う場合、その商品の製造工程を確認し、低賃金での労働力を使っていない商品を販売するようにする。

11

住み続けられるまちづくりを

・地域産業品を推進する
・地域イベントに参加をし、地域に貢献する。

12 つくる責任 つかう責任

環境負荷がかからない自社製品へ切り替える

13 気候変動に具体的な対策を

・CO2の排出を削減する仕組みを作る。電力をできるだけ使わない製品へと切り替える。
・製造工程でCO2の排出を多く排出する製品を、CO2排出量の少ない商品へ切り替える

14 海の豊かさを守ろう

・海洋プラスチック問題対策としてプラスチック製品の利用を減らす。

・海のエコラベルであるMSC認証商品を扱う
MSC認証商品とは

15 陸の豊かさを守ろう

・売上の一部を木を植えることに取り組む NPO法人に寄付をする。
・森を守るマーク 森林認証制度FSC認証商品を扱う
森林認証制度FSC認証商品とは

16 平和と公正をすべての人に

・内部統制監査を強化し、透明性のある企業へ

17 パートナーシップで目標を達成しよう

・自社にない技術や製品を持っている企業と共同で、新しい製品作ったり新しい企画を作るなどのチャレンジをする

目標(アジェンダ)によっては、自社の取り組みに取り入れやすいものとそうでないものがありますね。

SDGsに取り組んでいるECサイトの取り組み例

例えば

・お菓子の切れ端を「訳あり」商品として販売する 

・自社で利用している発泡スチロールの梱包材を植物由来の自然分解されるものに変更する
・認証商品を販売するなど

▼例FSC認証商品について

www.wwf.or.jp




ネット販売でもいくつかできることはあると思います。
今後地球環境に対する政策や法整備はどんどん進んでいくと思いますし、消費者の気持ちも変わっていくと思います。
そうなると、もちろん今までのビジネスモデルも変わっていくはずなのです。
世の中が変わってしまってからビジネスモデル変えるのはなかなか大変ですし、先にやっていた方が圧倒的にもなるので、
先のことを見据えてなるべく今からできることをやっていく。
というのが大切なのではないかと思います。

そうすると、1歩も2歩も先に進めている。

ぜひ今からできることをやっていきたいですね。